2023年10月8日、9日 長崎ヴェルカvs千葉ジェッツ+小話(注目選手)
応援している宇都宮ブレックスの試合以外にも横浜BC対京都、A東京対仙台、川崎対三遠など……勿論全部フルでみたわけではないですが
暇を極めた週末をBリーグに費やしたわけですが……そんな中でも特に面白かったのが長崎対千葉!
天皇杯で長崎をみて非常に面白いチームだと思ってたんですが、千葉相手に開幕2連勝は予想外でした。(ムーニー選手、原選手、二上選手抜きですが)
◯荒谷裕秀
まず長崎には宇都宮から移籍した荒谷選手。昨シーズンはガード的な使われ方もしましたが、なかなかプレータイムは伸びず。
個人的には荒谷選手の目の前が開けていくようなドライブが大好きです。比江島ステップとはまた違った独特なリズム。流石悪魔の左手。そしてそのドライブだけではなく、力強くも柔軟なパス。まだまだTOも目立ちますが、アシストにも魅力がたっぷりです。
◯衝撃の開幕戦
そんな荒谷選手は開幕戦ではキャリアハイ15点を記録。フィールドゴールは6/6と100%!
2戦目も要所でアシストを魅せ勝利に貢献。
ブレックスで見たかったという気持ちと移籍して良かったという気持ちの両方が混在しています!笑
正直ミスが減って、より洗練されれば代表あるなと思いました。
◯ボンズ、ブラントリー
そして長崎の外国籍2人の理不尽さ。
まずはボンズ選手。流石B2得点王、年間MVP。勝負どころでのスコアリングもそうだけど、視野も広い。スティールから前走ってくる展開も怖い。それに2戦目相当リバウンド取ってた……16!?というか現在平均リバウンド1位ですね(まだ2試合ですが)
そしてブラントリー選手。フィジカルもゴリゴリだし、個人技もエグい。この2試合も1on1の場面がいくつもあったけど、これ止められるの?って途中本気で思った。特に2戦目のハイライトダンク!あの位置から加速してダンク叩き込んで、エンドワン!シュートも高確率(2戦目はスリー0本ですが)リバウンドも取れる上にアシストまでしてくる。正直初めてトレイジョーンズ選手をみた時と同じくらい……いやもしかしたらそれ以上の衝撃でした。
◯長崎
勿論長崎はこの3人だけではなく、2戦目に4/5でスリーを沈めたチャン・ミンクク選手。開幕戦勝利を決定づけた猪俣選手。天皇杯で特に気になった森川選手。パーキンズ選手も要所で気になるプレーが多かったです。すごく多い訳ではないですがリバウンドとか。
ここに馬場選手が入るんですもんね……まだ2戦ですけど上手くハマれば長崎……不気味ですね
◯千葉
一方の千葉は選手が移籍し、それに離脱者もいてチームの形がまだよく分かりません。去年以上に富樫選手に良くも悪くも試合を決めてしまう存在感があるなという。2戦目はムーニー選手も欠く中で接戦へ。怪我人も多く難しい状況ではあります。
そんな中やはり光り輝く1つの新星、金近選手。初戦は15得点とチーム内2位。終盤でのスリーや勝負どころでのスコアリングと流石代表で厳しいサバイバルを経験した選手。
今日もハイライトでスーパーリーグのスリーみましたが、本当に今後が楽しみな選手です。
大分長崎よりで感想を書いてしまいましたが……プレシーズンと天皇杯も荒谷選手目当てでみてたので勘弁。
◯個人的注目選手!
比江島(宇都宮)
荒谷(長崎)
ブラントリー(長崎)
佐々木(三遠)
ベン・ベンティル(群馬)
岡田(京都)
金近(千葉)
村岸(宇都宮)
◯比江島慎!
自分は比江島選手が1番好きな選手なので、今シーズンも勿論注目選手です!笑
長崎の2人、金近選手は文章中で触れ、村岸選手、ベン・ベンティル選手も前回の記事で書いたのでそれ以外の2人を
◯佐々木選手(三遠)
まず三遠の佐々木選手。開幕戦はハイライトだけしかみてないんですが、天皇杯で宇都宮とやった時のインパクトが強かったので注目してます。正直こんなに良い選手とは知らなかったです。身体能力の高いガード。ドライブやリングへのアッタクなどみてて力強く、豪快で気持ちが良いです。開幕節は23得点、17得点と暴れてましたね。
◯岡田(京都)
そして岡田選手。昨シーズンも信州戦では厄介な選手だなという印象でしたが、京都に移籍した今シーズンもその印象は変わらず。プレシーズンで見た時は流石にまだチームにフィットしてないなと思いましたが、嫌なタイミングで切り込んできますよね。風格あるのでもっと年取ってると思ってたんですが、まだ25歳なんですね〜。
そういえば名古屋の齋藤拓実選手すぐ試合出てましたね……タフすぎてびっくりしました。
あと馬場選手、富樫選手、比江島選手とホーバスさんで出てたさんまのまんま面白かった!笑
富樫選手が思わず突っ込んでしまうほど、何を発言しても自信満々になる比江島選手笑
さんまさんに美味しくして貰ってましたね。
コートとのギャップが凄すぎる笑
2023年10月7日、8日 宇都宮ブレックスvs群馬クレインサンダーズ
遂にBリーグ開幕!!
はじめまして、仔牛です!
ずっとブレックスの試合は観ていたのですが、最近ようやく時間ができて色々なチームの試合もみるようになりました。代表戦、プレシーズン、天皇杯と観ていてこの感想どこかに書きたいなと思ったので気ままに書き込もうと思います。バスケは経験者ですが、そんなに詳しくないので本当にただの感想です。
さて!琉球と佐賀のハイレベルな2試合を終え、その他のチームも続々と初戦へ
◯宇都宮
昨季初めてチャンピオンシップを逃し、DJニュービル、ギャビンエドワーズなど、強力な新戦力とともに王座奪還を狙うBリーグ初代王者宇都宮ブレックス!
◯群馬
対するは辻直人、コーフリッピン、ベン・ベンティルなど大型補強に成功し、目指すは初のチャンピオンシップ出場、そしてその先にある優勝!群馬クレインサンダーズ!
ストーブリーグを賑わせた2チームが開幕戦から激突!!
振り返れば群馬はB1初年度に開幕節の2試合でオーバータイムの末宇都宮を撃破。群馬の破壊力、そしてトレイジョーンズの凄みを見せつけられた2試合だったのを覚えています。
今回はそんな注目の北関東ダービー2戦の感想を書いていきます!
◯第1Q
試合は終始宇都宮がリードする展開もなかなか点差は開かず、最終スコアは80-73。群馬はマイケルパーカー選手、トレイジョーンズ選手と主力の安定したスコアリングに、新戦力ベン・ベンティル選手が22得点と爆発。スコアや群馬のスタッツだけを見ればよく振り切ったという展開。しかし、実際試合を見ていてスコアほどの焦りは感じなかった。(いつも通り勿体無いTOや途中途中の単調なOFは気になったが)
◯群馬
決して群馬を侮っている訳ではないです。まだハマりきっていないが、フリッピン選手、並里選手、五十嵐選手、菅原選手とタイプの異なるガードが揃っている。
特に個で打開できるフリッピン選手がベンチから出てくるのは非常に怖い。トレイジョーンズ選手は相変わらず強力で、ターズスキー選手もゴール下で脅威に。パーカー選手も効果的に仕事をしてくる。
去年一昨年の開幕戦よりブレックスが安定していたという意味で焦りを感じなかったわけです。
去年も一昨年も前シーズンの成績が良かったのもあり、これで今シーズン大丈夫なのだろうかという不安を抱くゲーム内容でした。
◯宇都宮
しかし今年の宇都宮にはついていく、振り切る力がある!
◯インサイドの意識
1戦目はインサイドでやられる場面が目立ったものの、献身性の高いビッグマンがゴール下でボックスアウトなどで身体を張り、確保したボールで速攻。ビッグマンが先頭を走り、フィニッシュ。やられても直ぐにやり返しへ。特にニュービル選手が入ったことでより前へ前への意識で走れている。
◯引力
それに比江島選手とニュービル選手が居ることで2人にマークが集まる。それを2人とも上手く使える選手なので遠藤選手や鵤選手にキックアウト。そこから2人は周りをよく見ているのでインサイドに捌き、ミスマッチやイージーバスケットに繋げられたり、ワイドオープンスリーを打ってくる。
◯シュート
特に遠藤選手はプレシーズンからずっとタッチが良さそうで、今のところこれがハマってる。
フォトゥ選手、ジェレット選手、ギャビン選手のシュートも技術満載で柔らかくも、力強いので頼もしい。
◯比江島慎!!
比江島慎が9得点と数字はW杯後の期待値からは物足りなく感じるが、DFでは辻選手に仕事をさせない場面が何度も見られ、オフェンスではアシストと要所の流れを渡さないスコアリングが光った。
やはりコート上の比江島慎とメディアでみる比江島慎は別人なのでは?と思う程のギャップ笑
◯第2戦
◯ナベタイム!!
2戦目は来ましたナベタイム!!スリー5本成功で完全に試合の流れを持ってきました。ここまで完全なナベタイムは久しぶりでは?やはり乗り出したら止まらない!
やっぱり安定したガードが増えて渡邉選手の負担が減ったのは大きいのかなって思う。去年は自分で運んで、少し強引にスリーとか多かった印象があるので。
◯比江島依存問題
試合序盤アタックモードで攻める比江島慎。全体でみたらまだまだ存在感薄いなという印象ですが……去年の比江島選手が存在感ないと勝てないは減りそうかな?
◯救世主?ニュービル
まだまだハマりきっていないDJニュービル、1戦目0/5だったスリーを4本成功させて20得点!相手に流れがいきそうかなという場面で仕事をしてくる。
◯しかし……
点差こそ開いたが、スリーの調子が悪ければ分からなかったなという印象。
それでも1Qで面白いほど入ったスリーの確率が収束してもう少し追い込まれるかとも思ったが、振り切れたのは好材料。
群馬はやはり個の力が強力なので攻撃は勿論のこと、チームDFがハマればなかなか崩せないのではと思う。
嫌なところでスリーを決めてくる辻や仕事をしてくる並里。荒削りだがポテンシャルは無限大な八村とワクワクする選手が多い!ここからチームとしての練度が上がってくると思うので非常に怖いチーム。
◯課題
これはブレックスの試合を見始めてからずっと思っているが、リードした展開でのDFの引き締めと単調なOFで追いつかれる現象。しかしまだ数試合だが、ニュービルギャビンの加入で個のカードが増え改善するかも?なんて思ったり。
DFはまだまだ完璧じゃない。素人目から見てもローテがズレたり、スリーのチェックが怪しかったり。しかしこれはまだまだ序盤なので良くなってくるのだろうな。
最後に重量級センターとぶつかった時にやりあえるのかという疑問はあるけど、それは観てる側はモデルケースが増えてから考えればいいよね……
◯若手のお二人!
村岸
筑波→B3→練習生
……あれ?ポテンシャル高くね?
プレシーズン、天皇杯で余裕で想定超えてきました。
まだDFはニュービルにハンズアップを注意されたりと伸び代たっぷりだけど、DFに取り組む姿勢がとても良い。スリーも魅力的だし(特に天皇杯の一本)、フィジカルも強そう。
四家
驚いたのがプレシーズン1戦目から2戦目ですごく良くなってた。プレータイムはまだまだ少ないけど、そのポテンシャルの高さと成長スピードに注目!
小話
四家選手のプロ初アシストがかかったフリースローを失敗したギャビンに思わず「ギャビン〜……」が漏れてしまう井口さん!今年も篠田さんとの熱いコンビを楽しめそう!